2009年11月29日日曜日

カレーと円高のはなし



カレーが大好き。 なぜカレーに惹かれるのか。 毎日食べても飽きないカレー。

昨年の金融クライシス後、一番早くリカバーしたのはインドのマーケット。 アタシの傷だらけのファンドもちょっと戻ってきて嬉しい。 

そういう理由ではないけれど、今週末は、友達の紹介で、都内某所にアーユルヴェーダの施術を受けに行ってくるつもり。 バリ島でシロダーラといわれるゴマ油を額にタラタラ流す施術を受けたことがあるが、日本ではまだ施術してくれるサロンが無かった時代。 会社のインド人マネジャーに聞くと、「ああ、古い療法だね、あれは」とちょっと馬鹿にされてしまったけれど。 「たくさん解毒してこい」と友達に言われたので、ちょっと行って来る。

円高、というより米ドルが売られまくった今週。 LAへ感謝祭あとの大バーゲンセールへ飛んでいった友達、ケアンズへバケーションのひと、こういうタイミングで行く海外旅行は最高である。 デフレ宣言した日本経済はもっとアンフェイバーになるから来年はシートベルトをしっかり締めないと。

超高層ビルの建設が債務不履行で止まったりしていたデュバイ、政府系ファンドがデフォルトするんじゃないかとの噂まで出て金曜日のトレーディングルームはてんやわんや状態だった。 
金利ゼロのイスラム金融もここへきてクリフハンガーのようになる? 建設がストップしたあの高層ビルがギネスブックに載らないかもしれなくなると、ただいまのところ世界一高いビルは、あの国のあそこか・・・ 来月はそのビルの天空のホテルに泊まる予定、今年最後の国外逃亡ちょっと楽しみにしている。 


2009年11月28日土曜日

台湾に行ってきた (最後の日、空港で見つけた香り)


2日目の夜中、やっとこさ飛び込みで入ってみた火鍋にありつき、やっと落ち着いた「国境なき食い歩き団」は、あまりの空腹に写真を撮るのすっかり忘れてがっつきました。 

               

ということで、駆け足の3日間の台北旅。 かなりグリーディな、ハードスケジュールでした。 



台北は、日本を歩いているような錯覚に陥る街でした。

美味しいものがたくさんあり、街もこぢんまりしているので移動も便利、市内ならタクシーでもだいたい600円くらいで移動出来るありがたさ。 



そして何より、台湾の人たちの暖かさに感激した国境なき食い歩き団(くどいよ)でした。 

初めての旅先で親切にされるとき、じーんとする度合いは高くなります。 
今回はお寺とか、名所などをじっくり観光することをしなかったので、次回はもうちょっとゆったりしたいですな。 あと、九粉という、「千と千尋の神隠し」のモデルとなった場所に次回は是非行ってみたい。



さて、帰りの空港でやっとショーロンポウを食べることが出来た(えーーーっ)アタシたち。 名残惜しくも、台北を後にしました。 


ところで、DFSで、見つけたマーク・ジェイコブスの新しい香水、Lola。 
ボトルのお花が面白い。



紅胡椒、洋梨、ルビーグレープフルーツ、薔薇、牡丹、ゼラニウム、バニラ、そしてムスクが調合されている香り。

好きな香りには隠し味の毒が混じっているような気がする。 だから、きれいな薔薇だけでは物足りない。 どうしても麝香(ムスク) とか、秘密なにおいが混じっていないと・・・ 

もらったムエットのラストノートはパウダリーな香りが残りました。

さてさて。


今回の旅は元同僚、ファイナンスの世界で90年代から働いてきた、酸いも甘いも噛み分けた、いわば戦友のような4人。 

友達はアタシの財産です。 
ってことで、ジェットセッターを紹介します。












この4人かい・・(殴殴) 


Thanks for the precious time!!!! 次のオフ会も、台湾かな??

2009年11月27日金曜日

台湾に行ってきた (其の伍 - マッサージとナイトマーケットへ)

王さんのクルマでまた戻って来た中山の街。 我々が行ったのは300坪もある大きなマッサージサロン。 ここ、100人くらいの従業員がいるらしく、全身・足裏マッサージ、フェイシャル、シャンプー、ネイルケアなど、ありとあらゆる美容施術をしてくれるところ。 建物の中は部屋が何十室もあって、迷路のようでした。


(全員が違う施術を選ぶ)


首が直角になってる人が約一名。

 
フェイシャルトリートメントを選んだMatsu。

アタシは足裏マッサージを受けたあと、座ったまま頭を洗ってもらう(台湾式シャンプー)を。 普通のより水っぽく見えるシャンプー剤を、これでもかと頭にジャバジャバとふりかけては、シャカシャカとマッサージしてくれます。 一滴の水も垂れてこないのはまさに職人技! 


アンテナ立ってる。

マッサージですっきりして、次に向かったのは士林(スーリン)夜市(ナイトマーケット)。 台北市内にはこういうナイトマーケットが沢山あります。



日曜の夜というのもあり、ひと・ひと・ひと、歩道と道路は人と車で溢れ返っています。ここは新宿?池袋? なんとなく東京のどこかの繁華街にいるような気が。  台北の街は、どこに行っても日本のどこかの街に似ています。



どこかでみたような名前の店も。



原宿の竹下通りを歩いている感じ。










道路の真ん中で商売する人。




500円くらいで売っているワンコの洋服たち。 アディダスならぬ、adidogs(アディドッグス)がかわいい・・



これはお菓子の量り売り。 真ん中のはマカロン?





びっしりと並ぶお店の間を人酔いしながら歩き続けるうちに、空腹でしだいに無言になってきた「国境無き食い歩き団」4人。 「そろそろ何か食べないと死ぬ~」と思いはじめました。

夜市をあとに向かった先は行きたかった夜中までやっている飲茶の店。 地図を頼りに行ってみると、その店はもうなくなっていたのでした。 「それじゃ火鍋だ」と、もう一軒行きたかったお店へタクシーを飛ばす。 なんとこの店も、跡形も無く消えていたのでした! そんなに回転早いの? やっぱりリセッション? 

狐につままれたような我々は、もうすぐ日付が変わりそうな時刻となった台北の街で立ちすくむだけでありました。 

(まだつづく)




2009年11月26日木曜日

台湾に行ってきた (其の四 - 故宮博物院からレトロな油化街へ)

茶葉料理を堪能した我々は故宮博物院へ。

途中、山の上にそびえる圓山大飯店(まるやまホテル)が見えました。 こういうホテルは見たことが無かったのでとても興味が湧きます。 なにかの「本物」に似せて造っていると思わせます。 そういうところがなんとなくラスベガスにあるホテルを思い出させます。


(ホテルのウェブサイトより)

さて故宮博物院は世界4大博物館のひとつ。 これでアタシは4つのうち3つを制覇!残るはロシアのエルミタージュだけ。 



故宮博物院はとても広く、我々は別行動に。 
アタシは狙いをつけてピンポイントで観ました。 



黒山のひとだったのは翠玉白菜と、豚の角煮にそっくりな肉形石の展示会場。
「アンタたち、並んで観るってことはしないのかっ」 と、思わず言いたくなるほど「我れ先に」精神しかない人たちに疲れました。



ミュージアムショップで売っているレプリカ。 ドールハウス風レプリカを買ってしまったアタシ。 でも家に帰って開けたら食玩そのものでありました。


とっぷりと陽が暮れたころ、我々は故宮から油化街へ移動。 

油化街は乾物・漢方・繊維などの問屋街で、古い建物が長屋のように続く商店街は、残念ながら日曜日で閉まっている店がほとんどでした。






ここを歩いていると映画のセットの中のように見えます。 この空、ラスベガスのシーザス・パレスのショッピングモールの空のようにホンモノに見えないのが不思議でした。



アタシはこういうごちゃごちゃとした路地をそぞろ歩くのが大好き。 
得体の知れないものがたくさん売られているお店をみていると、独特な匂いがしてくる。 これってアジア独特のにおい。 なんとなくゾクゾクした興奮感に。 






友達Matsuの好物、からすみ





フカヒレが山のように積んである漢方薬の店。



ものすごく発展している部分と、太古の昔から変わらない路地や街が混在しているところがたまりません。 


通りのはずれを曲がったところに友人が紹介してくれたお茶屋さん(王端珍茶業)がありました。

オーナーは日本語堪能な王さん夫婦。 



床に置かれた鳥籠にはインコ、足元を歩きまわる犬、走り回る小さい子供たち・・・ すごくローカルなお茶の問屋です。 歩きつかれた我々は店内のイスに座り、しばしお茶の試飲を楽しみました。


「苦い烏龍茶は大陸のお茶。 中国のお茶は農薬の量が物凄く多いからね」と王さん。 

とくに、菊花茶とか、お花のお茶は使っている農薬の量が一番多いそうです。
ついさっき、お花のお茶をしこたま買い込んだMatsuは絶句していました。

五煎してもまだ味と香りが残る、台湾の高山烏龍茶は日本の緑茶のように甘くて美味しかったです。

           

ほかにいただいたのは超高級茶の、梨山烏龍茶。 

これはほかの烏龍茶の2倍の値段。 「これを飲んだらほかのはもう飲めないよ」と言われましたが、そのお味は (あまり変わらないかも・・・)って感じでした。 みんなそう思っていたらいい。 お茶の味オンチでなんて経済的なアタシたち。 なので、高山烏龍茶を買いました。

王さんが「これからどこへ行きますか」と聞くので「マッサージ!」と答えると、「僕のクルマで良ければ送っていってあげます」 と仰り、我々を中山の街へ送ってくれたのでした。  (あーいい人だ)

(まだまだつづく)

2009年11月25日水曜日

台湾に行ってきた (其の参 - 写真撮影)

今回の旅プランをしているとき、友達Tomiちゃんが「台湾で変身写真を撮りたいのっ」 と言い出しました。 

仕事の合間に(正確にいうと、仕事中に)ネットサーフィンしまくって予約を入れました。

こういうのを「変身写真」という呼ぶのは日本人だけ。 現地の人たちにとって、フルメイクし、ドレスアップして記念写真を撮るのは当たり前の行事。 だから写真に納まっている彼らの大げさな笑顔も、照れることなく芸能人になりきったポーズも、「当たり前」 のように自然にみえるのです。 

結婚式の前に素晴らしい写真集を何万円もかけてつくり、式場の入り口に置いてみんなに見てもらうのが一般的みたい。 花嫁があまりに実物と違うため、写真だけみて式場を素通りした参列者もいたそうだ (えっ)

ってことで、そぼ降る雨の中やってきましたのは、中山駅近くにある写真館。 東京の大手町にいるような、そんなビジネス街でした。



300着くらいある衣装の中から選ぶのだけれど、結構迷うのです。 アタシはチャイナドレス、シンプルなロングドレス、そして清の時代の古装といわれる衣装を選びました。



メイク室は、6人くらいが同時にメイクが出来るほどの広さ。



メイク室の奥がスタジオになっていて、
色んなテーマのセットが並んでいます。





カメラマンが服の雰囲気に合わせてセットを選び、いろんなセットへ移動しその前でポージングして写真を撮られるわけです。 どれも筋肉痛になるようなポーズで後半は笑い顔も引きつりぎみに。



メイクを始めて撮影が終了したのは3時間後。 まだ終わらないです、そのあとは、お茶を飲みながらPCで100枚近い写真のなかから写真集に使う30枚を選ぶ、これがひと仕事。  


選ばれた写真はこんなふうに、1冊の写真集に製本されます。 
これがまた、プロ並みですんばらしいのです。(まあ、値段もすんばらしいけど)



ほかにも、写真を選びに来ていた家族や、カップルが沢山いました。 

ふと隣を見ると、とても地味な若いカップル、お母さんらしき女性、そして幼い兄弟がPCの画面を囲んで真剣に写真を選んでいました。 
画面は、まさにPCの前にいる若いカップルがヌードで登場している芸術的写真(!)のスライドショー! おもむろに、幼い弟までもが 「これがいいんじゃない」 と真顔で指さしたりしてて。 うっすらとではありますが、文化の違いからくる違和感を感じたアタシでした。 

両目につけまつ毛を合計4枚乗せられたTomiちゃんはご満悦で、アタシも彼女もつけまつ毛を取るのがもったいないので着けたまま一日過ごしました。 合流したあとのふたりはドン引きしてたけど・・・。

写真集が日本に送られてくるのは1ヵ月後。 
データもCDRに焼いてくれます。 どんなものになっていますか、乞うご期待! 

(まだつづく)

台湾に行ってきた (其の弐 - 絶品・茶葉料理を食す)

今回の台北の旅。 

どうしても食べたい! と思ってたのはショーロンポウでもお粥でもありません。

それは茶葉料理。 

お茶文化の台湾にはお茶の葉を用いてつくる料理があり、そのレストランが人気なのです。 今回はそのなかでもモダンな雰囲気のレストラン、「禅風茶趣(竹里館)」に行ってきました。

台北2日目も朝から小雨が降るどんよりした悪天候でしたが、相変わらずそんなことは気にしない我々は朝から別行動。 お昼に集合し、予約していたレストランへ。 





懐かしい感じのする雰囲気のいい一軒家のお店。 
天気がいい日にこの中庭でお茶したらきっと気持ち良さそう。





しかし、予約したのは二店あるうちの別館のほうだったようでした。
店主が呼んでくれたタクシーで (お金も支払ってくれた) 別館のある松江路へ移動。 (行天宮の近く)

2日目にしてすでに気いたことは、台湾のひとってすごく親切だということ。 少なくとも会った人たちは気性も穏やかで、優しい印象を持ちました。 




台湾は「医食同源」の国。 (中国に伝わる言葉で、身体に良いものを食べれば薬は必要ない、薬も食も源は同じという意味)

茶葉には血圧を下げたり抗酸化作用があるなどその効用はよく知られたこと。 そして基本的に中国の人たちは暖かいお茶を飲み、冷たい物は滅多に飲みません。 身体を冷すことは身体に一番よくないから。 「日本人がいるテーブルはすぐ分かる」といいます。 なぜって 「ビールを飲んでるから」だって。 そういえば香港で暖かいコーラ飲んでる人を見た事がある。 コーラの熱燗・・・今度トライ。



脂っこい料理を食べるときに、一緒に飲む烏龍茶が脂肪が蓄積するのを防いでくれるのはその一例だけれど、他にもいろんな効能があるということ。 お茶についてのはなしはまた後ほど。



さてお茶の葉を使った料理のお味はいかに? 我々は、アラカルトメニューを見てああでもないこうでもないと迷ったあげく、茶葉御膳というコースを頼んでみました。 




このエビは烏龍茶の香り


烏龍茶でスモークされた旬の魚と柔らかい黒豆。
どの料理もさりげなく茶葉の香りが口の中に広がります。


生姜、ジンセン、クコの実、山菜などが入った
滋養強壮効果がありそうな、コクのあるスープ。 
漢方薬のような少し苦味のある味付けでした。
風邪ひいたときなどに是非、いただきたい。



コースメインのスペアリブ。 これは雲南紅茶で長時間煮込んだもの。 茶葉もくっついている状態。 それは、お肉というよりまるでお菓子のような繊細さ。 お箸で簡単に切れて口の中で溶けていき、そのあと茶葉の香りがほのかに匂い立つ。 (あぁ、この表現力の貧困さを許してほしい)

思わずこれ 「フード・オブ・ザ・イヤー2009」に決定! (もちろんアタシの中での、ね) とにかくこんな美味しいスペアリブは生まれて初めて食べたかもしれない。 しばし感動。



このコース、デザートも入れて全部で11品。 700元(約2,000円)。




現地では安くないお値段のランチと思われます。 
我々のほかには品のいい初老のご夫婦がお食事をされていました。
店内はゆったりとした時間が流れて落ち着いて食事ができます。

またここに来たいと思いました。  (つづく)





禅風茶趣(竹里館)ウェブサイト
http://www.istea.com.tw/